scent of memory

僕は先生でもないし、最初から「正しさ」もない

序章  国道254号線

 

 20回目のゴールデンウィークも、あと数時間で終わりを迎えようとしていたその日の夜、親友たちを乗せて僕は車を走らせていた。すると、助手席に座るれんさんが運転する僕に話しかける。

 

「しょうたのブログ読んでみたい!!」

 

「しょうたのブログ楽しみにしてるから!!」

 

「ブログの名前どうしよっか!!」

 

「“クスリ中毒のオトコ”とかどう?」

 

僕はブログを書くことが特別嫌だとは思わなかった。それどころか、れんさんのブログを読んでいると、とても楽しそうで、れんさんのブログを楽しみにしている自分がいた。

 

 自分で文章を書くことが好きだとは、到底言えるような自信があるわけではないし、僕の文章はちゃんと読めるものになるのだろうか、心配の方が大きい。

 

『ブログであれを書こう』

 

とか、あまり決まっているわけではないが、

 

 

 

やらずに後悔するより
やって後悔する方がいい

 

 

 

と思って、ブログを始めてみようと思う。

 

 

 

せっかくやるんだから楽しまないとね!!